シェルクリアとは?

船底メンテナンスのサイクル

プレジャーボート等の停泊時間の長い船舶は、新規塗装後わずか数か月で、貝類の付着による燃費の悪化が維持費に大きく影響していますが、船舶オーナーにとって、船底塗装を頻繁に行うには費用の面で躊躇されます。しかし、弊社のシステムは、停泊中にも効果を発揮するため、航行の際に抵抗となる貝類の付着を長期間防止することが可能。船舶維持のための年間維持費用のうち、大きなもので燃料代が挙げられますが、これが大幅に削減可能です。

通常、現在主流となっている船底塗料では、その防汚メカニズムが海水への溶け出しを前提としたものであるため、プレジャーボートの様に航行時間が少ない場合は、すぐに生物の付着が発生します。生物を除去し、再度塗布するためには、船舶(水中構造物)を地上に引き上げ、十分に乾燥させたうえ、再度十分に塗布するという工程が必要であり、そのため、メンテナンスのためには多くの手間と費用がかかってしまうという問題がある。

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△自己研磨型・加水分解型防汚塗料を用いる場合のメンテナンスサイクル

一方、シェルクリアは塗料の溶け出しが前提となっている防汚方法ではありません。    係留中の船舶の船底に導電性塗料を皮膜させ、微弱なパルスを間隔的に流すことで、貝類の幼生の付着を防ぐことができます。

現在開発中の摩耗しない塗料(油性塗料)での施工が可能になれば、メンテナンスにおける手間と費用が格段に削減することが期待されています。

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貝類が付着する仕組み

ハルにつく貝類の幼生は、主に桟橋などの親貝から流れてきます。ハルにとりついた幼生は、数時間の間そこで留まり、生息しやすいか判断します。

数時間判断し、問題ないと決定した場合、セメント質のようなものを出し、強固な住まいづくりを始めるわけです。すなわち、その数時間の間に静電気のようなものを定期的に流れし、そこは住みやすい環境ではないと判断させる訳です。